投稿者「中筋 直哉」のアーカイブ

中筋 直哉 について

法政大学社会学部教授。1966年神戸市生まれ。

1995年1月以前と以後

子ども「お父さん、今日は珍しくテレビニュース見ないね。どうしたの。」私「うん、それは・・・」 1995年1月、私は来春からのテニュアのある職を得、どちらかがそうなったら結婚しようと決めていた連れ合いとの結婚の準備を進めて … 続きを読む

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大日本帝国軍艦扶桑:カイゼンの行き着く果て

授業カイゼンアンケートを読みながら、ふと「毎年カイゼンしていった果てはどうなるんだろう」などと考える。エクセレントプロフェッサーの栄光、なわけないか。 小学3年生の頃、『宇宙戦艦ヤマト』がきっかけで軍艦マニアになり、本屋 … 続きを読む

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青葉繁れる桜井の:小津安二郎の『彼岸花』

小津安二郎監督の代表作と言えば『東京物語』か『麦秋』、玄人好みでは、宮川一夫と組んだ『浮草』や、初期の『東京の合唱』になるのだろうが、私は断然『彼岸花』(1958、松竹)である。初のカラー作品で赤の発色が美しい上、事実上 … 続きを読む

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謹賀新年:2020年、今年の夢

今年の夢、難易度の高い順に。 サーフィンをする。老いて足腰立たなくなる前に。昔豊橋表浜で、ひとり波と格闘していた少年に憧れて以来の夢。 英語をペラペーラとしゃべる。中学生の頃、英語教師に英和辞典で頭を殴られて以来の悲願。 … 続きを読む

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餅の贈与論:子どもの頃の遠い思い出

子どもの頃、中筋家は商店街で菓子を売っていたが、元々は青物の仲買商で、昭和戦前期に建てられた家は、商品を揃えるスペースとして玄関が広く取ってあった。歳末には、そこで餅つきを行った。石の臼をトンカチ型の木の杵一本で搗く関西 … 続きを読む

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生ききった者にのみ安らかな死がある:野口晴哉の整体との関わり

整体協会の機関誌『月刊全生』の1997年3月号の1月入会者欄に私の名前が記載されている。整体協会は少し前に大幅な組織替えを行って、私の指導者たちは皆引退してしまったので、私も今は会員でない。しかし偶々バックナンバーで上記 … 続きを読む

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フランス風高級調理鍋:G.ノワリエル『フランスという坩堝』を読む

G.ノワリエル『フランス風高級鍋(ル・クルーゼ)』(法政大学出版局・・・本当の題はちがいます、笑)を読む、とくに第一章の理論部分を読むと、もしフランス語が少しでもできて、この本を1988年の原著刊行時に読んでいたら、今の … 続きを読む

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ブラック勉強:予習復習4時間って?

今日の教授会で、来年度のシラバスから講義1回あたり予習復習4時間という記載が一律導入されることが知らされた。シラバスの内容って、教授会審議事項じゃないんだよね。これを守らないと、補助金もらえないらしい。 「大学設置基準」 … 続きを読む

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歴史社会学って何?:小熊英二『日本社会のしくみ』を読む

社会人大学院の文献講読で小熊英二『日本社会のしくみ』(2019年,講談社現代新書)を読んだ。大企業や公務員のOB、OGは経験上ピンとくるところがあるようだったが、私には、彼の言う「歴史社会学」を少し理解できたような気がし … 続きを読む

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マルクス、長い友人のように

職場の年長の同僚と話していたら、「最近新しいマルクス研究者がいるよ。エコロジーとマルクスが専門で、ドイツで学位を取ったそうだ」との話、「ああ、その人なら少し前の朝日新聞に出てましたね」と答えたが、朝日の紹介はつまらなかっ … 続きを読む

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