見聞録」カテゴリーアーカイブ

複製芸術のアウラ:1枚の復刻版CDを考証する

大学2年の時、W.ベンヤミンの「複製技術時代の芸術」(1936年)を読むゼミが開かれたので、クラスメートの数土直紀君(現学習院大学教授)と一緒に参加した。数土君は大学入学以来ずっと同じクラス、学科、研究科で学んだ、長い学 … 続きを読む

カテゴリー: 私の「新しい学問」, 見聞録 | コメントする

きっとこの日が来ると思っていた:杉原邦生演出『夏の夜の夢』を見る

名古屋から家族で上京し、池袋あうるすぽっとで杉原邦生演出のシェイクスピア『夏の夜の夢』を観劇した。いつか、きっとこの日が来ると思っていた。 新婚の頃は仕事がややこしい割に実入りは少なく、連れ合いが就職したがともに薄給、加 … 続きを読む

カテゴリー: 私の心情と論理, 見聞録 | コメントする

「建武の新政」と「建武の中興」はどこがちがうか:歴史社会学批判、その4

中学高校時代の日本史の先生は、もう中1のときから(よく知られている通り、わが母校では中高6年間担任は持ち上がり)お爺ちゃんな感じで、授業も退屈だったから、よくちょっかいを出して、廊下やら教卓やら(黒板に向かって)に立たさ … 続きを読む

カテゴリー: 私の心情と論理, 見聞録 | コメントする

「かわいい」ものの自由研究:奈良美智展を見る

夏休みの自由研究として、豊田市美術館へ奈良美智展を家族で見に行った。予想よりは混んでいて、駐車場に整理員が出ていた。夏休み中とはいえ平日なので、家族連れの若いお父さん以外の男性客はほとんどいない。中京圏らしく、むしろおじ … 続きを読む

カテゴリー: 私の心情と論理, 見聞録 | コメントする

新幹線で駅弁を使うこと:新幹線の社会学5

夕方以降の下りの新幹線に乗ると、東京なり品川なり新横浜なりで乗車した客が発車後すぐにビールや発泡酒のプルトップを開け(プシュー)、弁当を開く音(ピッ、ガサッ)があちこちで聞こえる。私はいつからか新幹線車中で食事しなくなっ … 続きを読む

カテゴリー: 新企画「新幹線の社会学」, 見聞録 | コメントする

トクノスクールの特別授業:徳野貞雄先生に学ぶ

このブログで「徳野貞雄先生はすごい!」という記事を書いたら、人伝に先生の耳に入り、上京のついでに市ヶ谷に立ち寄ってくださり、ちょうど2時間、トクノスクールの特別授業を受けることができた。話ははじめブログで取り上げたNHK … 続きを読む

カテゴリー: 尊敬する先輩たち, 見聞録 | コメントする

最初に読む社会学の本は?:朝日新聞7月11日朝刊の記事から

朝日新聞7月11日朝刊34面「文化・文芸」欄に「岩波文庫90年」の連載記事の中編が掲載されていて、生協書籍部調べの「東京大学駒場キャンパスで売れている文庫ベスト10」という表が付されている。驚いたのは、M.ウェーバーの『 … 続きを読む

カテゴリー: 私の仕事, 見聞録 | コメントする

東京の東:江東区砂町界隈を彷徨う

都心での仕事の合間に、ふと思い立って東西線に乗り、まず浦安で下りて浦安市の郷土資料館を観、帰りに南砂町で下りて砂町銀座を歩いてみた。 浦安は大学院生の時、91年に調査実習で訪れて以来だが、その時はまだ郷土資料館はなかった … 続きを読む

カテゴリー: 東京漂流, 見聞録 | コメントする

コロニアルな無意識と向きあう:笈田ヨシ演出『蝶々夫人』を観る

録画しておいたNHKBSのプレミアムシアター、笈田ヨシ演出のオペラ『蝶々夫人』を観た。番組の冒頭に笈田自身が登場し、1933年生まれの彼の米軍占領体験を反芻し、観客と共有したいという意図を語っていた。近頃ウェブ上ではGI … 続きを読む

カテゴリー: 私の「新しい学問」, 見聞録 | コメントする

東海道新幹線の基本統計量:新幹線の社会学2

録り溜めていたNHK総合「探検バクモン ドクターイエロー・新幹線特集」を見た。私くらい新幹線に乗っていると、ドクターイエローはあまり珍しくないし、見てもそれほど幸運に恵まれた気もしないが、でも多くの人がわくわくする気持ち … 続きを読む

カテゴリー: 新企画「新幹線の社会学」, 見聞録 | 1件のコメント