私の心情と論理」カテゴリーアーカイブ

祖父が与えてくれた学問:江上波夫他『日本人とは何か』を読み直す

父方の祖父は1910年生まれ、丹波焼(立杭焼)の産地の隣の集落の、有力分家の末っ子に生まれ、絵と文学(『赤い鳥』の読者投稿家)が好きだったが、家が困窮していたので御影師範学校に進み、遠い親戚の中筋の家に婿養子に来た。龍吉 … 続きを読む

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探検する精神に出合う:岩波新書『ナンセン伝』を読む

自分の学問をグローバルにしたくて、少しずつ素人勉強を重ねている。今「難民」を調べているのだが、その途上で「ナンセン・パスポート」という史実に突き当たった。第1次世界大戦後、ソ連からたくさん流出した難民に、国際連盟から高等 … 続きを読む

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ソーシャルでなくコレクティヴ:私の社会学信条とリーンなベートーヴェン

「クリティカルじゃないんですか?」「うん、リフレクシブ」。先日、矢澤修次郎先生にお目にかかったときの会話である。古稀を越えても、変わらず日本の社会学のグローバル化のフロンティアで活躍される先生の、社会学信条の核心を確かめ … 続きを読む

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紙魚のごちそう2:ホッブズ『リヴァイアサン』初版本を名大で見る

地下鉄で駅3つだから散歩にちょうどよい距離で、。おまけに着くと割と空いているスタバがある。名古屋大学中央図書館は私たち家族にとってそうした目的地だ。 新入生歓迎企画として所蔵の稀覯本を展示しているというので、休日家族で見 … 続きを読む

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ナゴヤの戦争と平和:ピースあいち「名古屋空襲と戦傷者たち」展を見る

先便で書いたように、私のなかには社会運動や運動する人に惹かれる磁石のようなものがある。昔学生大会の議長をやっていて、銀杏並木を通りかかった高校の同級生から、「そういうところ、お前のダメなところだな」と言われて30年、まだ … 続きを読む

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愛弟子の死を悼む

Sさんは、私たちの社会人大学院の3期生で15年前に入学、当時大学の近所の看護学校の教頭先生だった。当時ベテランナースが多く入学していて、別の先生のゼミに集まっていたのに、彼女はなぜか私の指導を受けようと思ったらしい。 最 … 続きを読む

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ゲゲゲの鬼太郎邸訪問!:京都高台寺時雨亭の数寄

ついにゲゲゲの鬼太郎邸を訪問!というのはフェイクニュースで、これは京都東山高台寺にある重文の茶室時雨亭である。先日研究交流のついでに(遊びじゃありません)、念願の訪問を果たした。実際に見ると、研究書で見たよりずっとゲゲゲ … 続きを読む

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7年目の3月11日:佐倉統東大教授の書評に怒る

7年目の3月11日、私は研究者としても生活者としても震災復興にまったく関わってこなかった。だから今日言えることはほとんどない。しかし朝、寝ぼけまなこで新聞のある書評を読んいたら、怒りがふつふつと湧いてきた。 それは朝日新 … 続きを読む

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「コミュニティ・トンネル」を抜けて:子どもの中学卒業式の感慨

今日は下の子の中学校の卒業式。子どもの成長への感慨とは別に、しみじみこれで「コミュニティ・トンネル」を抜けたな、という感慨が深い。「コミュニティ・トンネル」とうのは業界用語でも私の商売用語でもなく、その間ずっとガマンして … 続きを読む

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フロイトから社会学が学ぶこと:「こんな夢を見た」の項の続き

先便「こんな夢を見た」を読んだ母から「事実と違う」というクレームの手紙が来た。80近い母、これまで私の仕事に興味のなかった母がこんな専門色の濃いブログを見つけて読んだこと自体驚きだったが、なぜそうできたか、経緯を想像する … 続きを読む

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