私の「新しい学問」」カテゴリーアーカイブ

それは社会学じゃないよ2:社会学的思考の基礎4

有斐閣の『書斎の窓』最新号の自著紹介欄で、大阪大学の友枝敏雄先生が学生時代の思い出話を書かれている。学部生時代にある先生に研究の相談をしたら、「それは社会学の研究ではないですね」と言われたというのだ。 おやおや、私のよう … 続きを読む

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おもしろきこともなき世をおもしろく:来年の抱負

昔々学部学生の頃、大学院進学希望の同級生たちとE.デュルケムの『社会学的方法の規準』を原文で読む読書会をはじめた。もちろん岩波文庫の宮島喬訳も、図書館で探せば田辺寿利訳もあったから(折原先生オススメ)、原文は傍らに置いて … 続きを読む

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年忘れ企画:日本社会学遺産対抗、紅白歌合戦

実現するアテもない講義案を作るのが趣味で、これは社会学の大学院向けの文献講読ゼミの案。全14回(わが校は来年度から100分×14回になります)からガイダンスとまとめを引いた12回分を作ろうとして、どうせなら6×2に分割し … 続きを読む

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叱り甲斐のない若僧:掛川トミ子先生の思い出

昔々、まだ駆け出しの頃、後に『群衆の居場所』の第5章「群衆を呼ぶ声」となる研究を「新聞社焼打」という論題で日本社会学会大会で発表した(初出論文としては『年報社会学論集』7,1995)。会場の最前列に眼光鋭い銀髪のオカッパ … 続きを読む

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わが学部のレガシーを送る:水野節夫先生の「最終講義」

長年社会人大学院で質的分析法の講義を担当してくださった水野節夫先生が今年度いっぱいで定年退職される。そこで自分の学部の演習を休講にして、最終回だけ出席させていただいた。ちなみに副題の「最終講義」は言い過ぎで、学部の講義は … 続きを読む

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社会科学の一平民:社会学的思考の基礎3

敬愛する年長の同僚から、「社会学は問題の発見に優れ、経済学は問題の分析に優れ、法学は問題の解決に優れているのだから、そのシリーズで連携できるといいね」と言われ、なるほど「社会政策科学科」の方針としてはその通りだと思いなが … 続きを読む

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神はわがやぐら:宗教改革500年に寄せて

10月31日はハロウィーン!ではなくて宗教改革記念日で、今年は「ヴィッテンベルクの95箇条の提題」から500年である。 たまたま目にした『カトリック生活』10月号(ドン・ボスコ社)の特集が「ルターとカトリック教会」なので … 続きを読む

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地域社会学が役に立つとき:最高裁判事「審査公報」を見ながら

「地域社会学やめます」と何度もこのブログで言ってきたが、それでも「地域社会学は役に立つな」と思うときもあって、それは何より選挙の時だ。小選挙区制になり区割りが変わっても選挙結果は地域社会構造を何ほどか反映しているので、ほ … 続きを読む

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そんな昔のことを勉強してどうするの?:社会学的方法の基礎、その2

わがゼミ生が、別の先生に「ゼミで『菊と刀』を読んでいます」と言ったら、「そんな昔のことを勉強してどうするのかねえ」と言われた、と言っていた。私の常識では、ハラスメントでない限り、同僚が教えていることについて学生にとやかく … 続きを読む

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社会を田の字に分割する:社会学的方法の基礎

毎年M.ウェーバーの社会的行為の4類型を教えるときに、A:伝統(前近代社会)とB:近代社会、ア:日常時とイ:非日常時の2×2の分類表を作って、Aア=伝統的行為、Aイ=感情的行為、Bア=目的合理的行為、Bイ=価値合理的行為 … 続きを読む

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