私の「新しい学問」」カテゴリーアーカイブ

シンタロー狩り:知識社会学の1つのテーマ

嘱託殺人事件をめぐる発言で、またも大方の顰蹙を買っているシンタロー。しかしその直前に「新刊小説」の書評が朝日書評欄(7月25日)に出ていて、私はひどく気になっている。たぶん評者の石川賢治東大教授が上手で、『死者との対話』 … 続きを読む

カテゴリー: 私の「新しい学問」, 読書ノート | コメントする

陸軍的思考と海軍的思考:三國一朗の批評から出発して

小学生の頃家で取っていた毎日新聞に、阿川弘之が『あくび指南書』というエッセーを連載していて愛読していた。たしか第1回がお嬢さんの佐和子さんの痔の話という、サイテーなお父さんぶりを遺憾なく発揮していたが、どれかの回で三國一 … 続きを読む

カテゴリー: 私の「新しい学問」, 私の仕事 | コメントする

私のおくすり手帳1:ショーター『精神医学の歴史』を読みながら

巣ごもり読書というわけで、ながらく積ん読になっていた本をひもとく。E.ショーター(カナダの歴史家と紹介されることが多いが、歴としたアメリカ人。大学がトロント大)の『精神医学の歴史:隔離(アサイラム)の時代から薬物治療(プ … 続きを読む

カテゴリー: 私の「新しい学問」, 読書ノート | コメントする

中筋直哉のォ(香川照之風に)「ことばの臨床社会学」10(完結)

まとめ 1、身のまわりの法律、行政用語に東洋的専制の歴史的地層(断層)を読み取れる。 2、「はじめに言葉ありき」ではない東洋では、専制は身体技法を伴う。 3、専制は必ずしも独裁ではなく権力の傾斜配分である。 4、現代に下 … 続きを読む

カテゴリー: 私の「新しい学問」, 見聞録 | コメントする

中筋直哉のォ(香川照之風に)「ことばの臨床社会学」9

監護や看護よりポピュラーな言葉は保護。「保」は子供を背負うかたちで、長く安心させるといった意味。だから子供を安心させるのが親の義務。自戒を込めて。「誰が食わせてやってるんだ!」じゃないよ。 しかし誰が安心するかは場合によ … 続きを読む

カテゴリー: 私の「新しい学問」, 見聞録 | コメントする

中筋直哉のォ(香川照之風に)「ことばの臨床社会学」8

数年前、大学に授業時間半年2単位1350時間厳守の嵐が吹き荒れた時(うちは1400時間でギャラおんなじ!)、大学は「学習」じゃなくて「学修」だ、設置基準にもそう書いてあるって言われて公式文書全部訂正した。 皆ァ、覚えてる … 続きを読む

カテゴリー: 私の「新しい学問」, 見聞録 | コメントする

中筋直哉のォ(香川照之風に)「ことばの臨床社会学」7

最初に戻って「御統監」の監でなく統の方、統と言えば昔日本史で習った「統帥権」、その統も総監の「総」も糸へん。一方の、大元帥陛下の「帥」は巾へん。対になって覚えた「帷幄上奏権」の「帷」も「幄」も巾へん。帷幄と同義の幕府の「 … 続きを読む

カテゴリー: 私の「新しい学問」, 見聞録 | コメントする

中筋直哉のォ(香川照之風に)「ことばの臨床社会学」6

ちょっと前に政治家が「教諭」を「キョウロン」と詠んで万座の失笑を買った。私も笑ったひとり。でも、なぜ教「師」でなく教「諭」なのか考えもしない、私の方がよほど馬鹿。 戦前(もう「旧体制」と言ったほうがいいかも)の尋常小学校 … 続きを読む

カテゴリー: 私の「新しい学問」, 見聞録 | コメントする

「ことばの臨床社会学」の周辺

ずっとお役所言葉の「監」にこだわっておりますが、こうした研究スタイルは実は長い。私の元々の研究テーマは明治大正期の都市騒乱(暴動でもいいですが法律用語で)ですが、指導教官の似田貝香門先生が「都市社会学者が都市行政や都市計 … 続きを読む

カテゴリー: 私の「新しい学問」, 私の心情と論理 | コメントする

中筋直哉のォ(香川照之風に)『ことばの臨床社会学』その5

例によって重箱訓詁学になってますが・・・。 監のつく仕事と言えば、警視総監・・・じゃなくて陸軍軍医総監森林太郎。軍医は長く階級制度の別格で、中将相当らしい。師団長待遇、天皇に直接会える職階、ムチャ偉いさん。 私は軍医総監 … 続きを読む

カテゴリー: 私の「新しい学問」, 見聞録 | コメントする