私の「新しい学問」」カテゴリーアーカイブ

中部地方の地域社会学:自動車産業ではなく

先便で紹介した「道の駅 瀬戸しなの」、字は信濃ではなくて品野で、周囲には大きなセラミックの工場が立ち並んでいる。廃業しかかっている地域社会学者としてこの地方を見るとき一番気になるのは、自動車産業ではなく窯業(ようぎょう、 … 続きを読む

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国民国家という「鉄の檻」:矢澤修次郎先生とドイツの学者を迎える

矢澤修次郎先生のご提案で、来日したドイツ人社会科学者ミヒャエル・クーン氏の小さなセミナーを本学市谷キャンパスで開催した。いつもながら英語の苦手な私は、聞く方は曖昧なうなずきばかり、質問は Is this a pen? レ … 続きを読む

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借金研究の第一人者:D.グレーバー『負債論』を読む

連れ合いがNHKを見ているのを、横で雑用をしながら聞いていたら、「借金研究の第一人者」という紹介があって、「そりゃ変わった経済学者だな」と思ったら、「ディヴィッド・グレーバーさん」と名を告げたので、思わずズっこけた。いく … 続きを読む

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「不気味な」フジ三太郎:作者サトウサンペイ自選集を読む

町の図書館の漫画コーナーの書架を漫然と眺めていたら、サトウサンペイ自選の『フジ三太郎』を見つけた。先便で触れた昭和の「サラリーマン文化」を考えてみたくて、借り出して読んでみた。 読み進めるうちに、だんだん気持ちが悪くなっ … 続きを読む

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それは君の問題だろう:中西洋先生に教わったこと

今の職場に移った頃、隣の研究室は社会政策学の中西洋先生だった。中西先生は東大を退官された後、新潟大学を経てうちに来られたのだと思う。定年が早かった頃の大先生の典型的なキャリアパスだった。中西先生は想像通りの大先生で、修士 … 続きを読む

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『沈黙』の崖を訪ねて:続・長崎旅行

先便で取り上げたM.スコセッシ監督の映画『沈黙』のロケ地への違和感を確かめるために、長崎県外海(そとめ)地方を訪ねたのだった。 子どもの頃、NHKテレビシリーズ『未来への遺産』で見たフランスのモンサンミシェル(旧)修道院 … 続きを読む

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「男らしさ」の形成:映画『七人の侍』の私なりの見方

最近、ジェンダー研究を学ぶ若い大学院生の研究を手伝う機会があり、そのなかで自分の男らしさの観念がどのように形成されたか、掘り下げてみることになった。中高生の頃の憧れの存在というテーマで話を聞かれたのだが、私にとってそれは … 続きを読む

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メディア史のなかの都市騒乱:桜井清香『米騒動絵巻』をめぐって

低迷しているからこそ、勉強だ。というわけで、前から約束していた名古屋市蓬左文庫を訪問した。先日徳川美術館との共催で、「タイムスリップ1918 大正の名古屋 米騒動絵巻に見る100年前のモダン都市」展が開催された際、展示さ … 続きを読む

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文化人類学に惚れ直す:D.グレーバー『官僚制のユートピア』を読む

高校生の頃、山口昌男『文化人類学への招待』(岩波新書、1982)を読んだとき、私はこの学問に一目惚れした。大学に合格したら、最初にマリノフスキ(ー)『西太平洋の遠洋航海者』を読もうと決め、入学後すぐに(昔の『中公バックス … 続きを読む

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連載「『美しい国』の構造分析」終わる:補足したいことなど

縁あって、「幻冬舎ルネッサンスアカデミー」というウェブサイトに連載していた、「『美しい国』の構造分析―日本農村社会学再考」全6回が6月15日で完結した。はじめての連載だったので、面白く盛り上げたり、緩急を付けたりはできな … 続きを読む

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