尊敬する先輩たち」カテゴリーアーカイブ

ナショナリズムの現代的位相:故吉野耕作先生の思い出

今年度の3年生のゼミのテキストは宮島喬先生の『多文化であることとは』(2014,岩波現代全書)。数年前から提案してきたが、学生さんたちが他の候補を選ぶので、今年度が初使用。宮島先生が自らの研究歴を振り返られた第7章の、1 … 続きを読む

カテゴリー: 尊敬する先輩たち, 私の仕事 | コメントする

米地實先生の歌集『伊勢』

珍しく自宅に献本が。ふらんす堂?聞き慣れない版元だけど、と開けてみると、2年前に亡くなられた専修大学教授米地實先生の歌集『伊勢』だった。お弟子の宇都榮子先生がご恵贈くださったようだ。表紙の先生のお名前を見るだけで、もう目 … 続きを読む

カテゴリー: 尊敬する先輩たち, 読書ノート | コメントする

サハリンの美しいニヴフ人:沼野充義教授最終講義を聞く

同業の樫村愛子先生に教えられて、東大文学部の沼野充義先生の最終講義をYou Tube で見た。というのは半分ウソで、夕食を作りながら聞いていた、ときどきスライドをチラ見した、というのがホント。 学生の頃は今よりさらにバカ … 続きを読む

カテゴリー: 尊敬する先輩たち, 見聞録 | コメントする

仁義なき戦い 日社編:後日譚

先便の似田貝北川抗争の話、1つウソを書いた。縁切りを命じられた後、北川先生には職場の宴会で1回あったきりと書いているが、そうではない。もう1回会ったような会っていないようなできごとがあった。 山梨大学の私の前任者の塩入力 … 続きを読む

カテゴリー: 墓場まで持っていかない話, 尊敬する先輩たち, 私の心情と論理 | コメントする

仁義なき戦い 日社編:意味のない記憶だよ

何か暴走してしまって、昔のことが思い出されてならない。 山梨大学(旧)教育学部に就職してすぐ、私の師匠の似田貝香門先生と、知遇を得たばかりの故北川隆吉先生が喧嘩を始めた。吹っ掛けたのは(いつものことだが)北川先生で、ご本 … 続きを読む

カテゴリー: 尊敬する先輩たち, 私の心情と論理 | コメントする

2つの修正主義その6:専門バカが戦車(タンク)でやってくる

【専門バカ注意】もう暴走気味。 田辺が勤めていたのは蒙古善隣協会の運営する蒙彊学院。今西、梅棹の西北研究所は大東亜省直轄で東京の民族研究所の弟分。そちらの所長は高田保馬。京大ヤバいね(笑)。 むしろ今気になるのは、蒙では … 続きを読む

カテゴリー: 尊敬する先輩たち, 私の仕事 | コメントする

2つの修正主義その5:もはや専門バカ以外の何者でもない

承前その5。先便で「佐藤健二壁」と書いたものの1つは、先生の労作『社会学研究室の100年』(2004)。その209頁に「第二講座設置理由書」が収録されている(『東京大学百年史 資料編』からの引用)。 第二講座は正確には「 … 続きを読む

カテゴリー: 尊敬する先輩たち, 私の仕事, 私の心情と論理 | コメントする

2つの修正主義その4:だんだん話が脱線

社会調査法で度数分布表を教えるとき「最大多数だけ見てちゃいけませんよ。二番手が誰でどのくらいの割合かが全体の構成を知る鍵ですよ」と言う。その伝で承前その4。 東大社会学の第二講座、てっきり戦後の産物だと思い込んでいたらさ … 続きを読む

カテゴリー: 尊敬する先輩たち, 私の仕事, 私の心情と論理 | コメントする

2つの修正主義その3:社会学者の数だけ社会学はない

承前その2。前々便で私が学部3,4年生時代に習った5人の先生(東大社会学3.5講座の全容)を紹介したが、あらためて書いてみると、もう少し教えてほしかったことがないわけではない。それは、どの先生も自分の研究の話を存分にされ … 続きを読む

カテゴリー: 尊敬する先輩たち, 私の心情と論理 | コメントする

2種の修正主義その2:学部時代に習ったことをめぐって

承前。「修正主義」と書いたが、過去の経験をむやみに美化するのも逆の「修正主義」だろう。この対比、ネオリベとネトウヨのセットに重なる。 ただ、今私が気になるのは前者の方で、過去を否定するのは、薄汚れた今をきらめかせるための … 続きを読む

カテゴリー: 尊敬する先輩たち, 私の心情と論理 | コメントする