尊敬する先輩たち」カテゴリーアーカイブ

仲良き事は美しき哉:武者小路実篤と社会学

前から気になっていることがある。それは武者小路実篤が東大社会学科の先輩だということだ。ただし1906年入学(学習院高等科からの)の実篤は中退で、なぜ入学し、何を学びたかったのかはまったく分からない。研究上の必要があって『 … 続きを読む

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磯村英一のいた場所:『ベルリン廃墟大全』を読む

アイルランドの写真家キアラン・ファーへイの写真集『ベルリン廃墟大全』(青土社)は、写真以上に辛口のキャプションが面白くて、あっという間に読み進んでしまう好著である。スピルバーグ監督の『ブリッジ・オブ・スパイ』を見て以来、 … 続きを読む

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愛の書評、闘う書評:『社会学評論』32(4)の書評欄はスゴい!

皆は書評をどんな気持ちで書くのだろう。与えられた「やっつけ仕事」なのだろいか。それとも「学派」や「学閥」や「先輩後輩」間の駆け引き、政治なのだろうか。昔の大家の論文集には書評も収めることが多かったことを見るとら、もともと … 続きを読む

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叱り甲斐のない若僧:掛川トミ子先生の思い出

昔々、まだ駆け出しの頃、後に『群衆の居場所』の第5章「群衆を呼ぶ声」となる研究を「新聞社焼打」という論題で日本社会学会大会で発表した(初出論文としては『年報社会学論集』7,1995)。会場の最前列に眼光鋭い銀髪のオカッパ … 続きを読む

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こそばゆい引用:清水唯一朗『近代日本の官僚』を読む

学生指導の必要があって、清水唯一朗『近代日本の官僚』(2013,中公新書)を読んだ。論旨明快、資料豊富で、たいへん勉強になる好著である。というか、昔ぼんやり考えたことが、明快かつ詳細に実現しているのを見て、うれしくなった … 続きを読む

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わが学部のレガシーを送る:水野節夫先生の「最終講義」

長年社会人大学院で質的分析法の講義を担当してくださった水野節夫先生が今年度いっぱいで定年退職される。そこで自分の学部の演習を休講にして、最終回だけ出席させていただいた。ちなみに副題の「最終講義」は言い過ぎで、学部の講義は … 続きを読む

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社会を田の字に分割する:社会学的方法の基礎

毎年M.ウェーバーの社会的行為の4類型を教えるときに、A:伝統(前近代社会)とB:近代社会、ア:日常時とイ:非日常時の2×2の分類表を作って、Aア=伝統的行為、Aイ=感情的行為、Bア=目的合理的行為、Bイ=価値合理的行為 … 続きを読む

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トクノスクールの特別授業:徳野貞雄先生に学ぶ

このブログで「徳野貞雄先生はすごい!」という記事を書いたら、人伝に先生の耳に入り、上京のついでに市ヶ谷に立ち寄ってくださり、ちょうど2時間、トクノスクールの特別授業を受けることができた。話ははじめブログで取り上げたNHK … 続きを読む

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徳野貞雄先生はすごい!:NHK「どんとこい、人口減少」を見る

録画していたNHKBSの番組「どんとこい、人口減少」を見た。この話題で75分はやや長く感じるが、農村出身の若いディレクターの、自分の身の上から考える姿勢が興味深かった。 さて、番組の中心は、ディレクター本人も含めたムラび … 続きを読む

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オルタナティブな社会学を開く:中江桂子『不協和音の宇宙へ』讃

先便で、今年はモンテスキューを読み直したいと書いたところ、たまたま中江桂子先生の『不協和音の宇宙へ―モンテスキューの社会学』(新曜社)が刊行されたので、さっそく買って読んでみた。モンテスキューの理論体系を明快に解説するだ … 続きを読む

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