私の仕事」カテゴリーアーカイブ

紙魚のごちそう:成城大学柳田文庫を訪ねて

紙魚(シミ)のごちそうは書庫の奥にしまわれた古本である。五月晴れというよりもう盛夏といっていい土曜の快晴の朝、私は成城大学柳田文庫を訪ねて、窓のない書庫を巡り、古本を開いて満腹した。 一応目的は授業の準備で、社会調査法で … 続きを読む

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愛弟子の死を悼む

Sさんは、私たちの社会人大学院の3期生で15年前に入学、当時大学の近所の看護学校の教頭先生だった。当時ベテランナースが多く入学していて、別の先生のゼミに集まっていたのに、彼女はなぜか私の指導を受けようと思ったらしい。 最 … 続きを読む

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実践の社会理論とは:山本馨『地域福祉実践の社会理論』に寄せて

山本馨『地域福祉実践の社会理論』(新曜社,2018)を出版社より恵贈された。山本氏は私たちの社会人大学院の修士課程を修了した後、上智大学の大学院で、福祉社会学の第一人者藤村正之先生の下で学び、博士号を取得した。その博士論 … 続きを読む

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「心に響く」社会学とは:社会人大学院ゼミの同窓会での気づき

4月で18年目になる社会人大学院のゼミの修了生が集まって勉強会と懇親会をやるので、出席した。勉強会の方は、研究者になった2人の方の研究報告の後、余興で私が古市憲寿『古市君、社会学を学び直しなさい!!』(2016,光文社新 … 続きを読む

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さようなら「コミデザB」:カリキュラム改革で終講

12年間にわたって担当してきた学部の入門科目「コミュニティ・デザイン論B」(学生たちは「コミデザ」と呼んでいる)が、カリキュラム改革で今年度限りとなった。もともと故舩橋晴俊先生に押しつけられた科目だったし、元来ネオリベの … 続きを読む

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年忘れ企画:日本社会学遺産対抗、紅白歌合戦

実現するアテもない講義案を作るのが趣味で、これは社会学の大学院向けの文献講読ゼミの案。全14回(わが校は来年度から100分×14回になります)からガイダンスとまとめを引いた12回分を作ろうとして、どうせなら6×2に分割し … 続きを読む

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『夢』は夢の映画である:『菊と刀』ゼミの今年のスピンアウト企画

今年も2年生の『菊と刀』講読ゼミが数回を残して読み終わったので、残りの時間2つのメディアコンテンツを鑑賞して議論することにした。1つは笈田ヨシ演出のプッチーニのオペラ『蝶々夫人』(2017,NHKBSプレミアムで放映)、 … 続きを読む

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フェイクニュース訂正:2017年9月15日記事のまちがい

今年9月15日の「40年目の三笠艦」という記事で、事故を起こしたアメリカのイージス駆逐艦マケインとフィッツジェラルドが仲良く横須賀軍港のドックに入院中と書いたが、12月6日朝日朝刊の記事によると、マケインは事故後フィリピ … 続きを読む

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愛の書評、闘う書評:『社会学評論』32(4)の書評欄はスゴい!

皆は書評をどんな気持ちで書くのだろう。与えられた「やっつけ仕事」なのだろいか。それとも「学派」や「学閥」や「先輩後輩」間の駆け引き、政治なのだろうか。昔の大家の論文集には書評も収めることが多かったことを見るとら、もともと … 続きを読む

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成田の空と大地:「空と大地の歴史館」をたずねて

高速バスの停留所案内が「次は三里塚です」というのを聞くと、さっと体が硬くなった。外は畑の中の道にロードサイド店が並ぶ、典型的な日本の郊外の風景だ。そこには暴力のかけらも見られないが、子供の頃の記憶のなかの「三里塚」は、「 … 続きを読む

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