私の仕事」カテゴリーアーカイブ

40年目の三笠艦:学生と記念艦三笠を訪れる

ゼミ合宿のかわりの日帰り旅行で、学生たちと横須賀の「記念艦三笠」を訪れた。ゼミではR.ベネディクト『菊と刀』を読んでいるので、近代日本の1つの象徴を見るという意味での見学だ。私自身にとっては40年目、3度目の訪問である。 … 続きを読む

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最初に読む社会学の本2:日本のものでは『現代日本人の意識構造』

社会学もまた他の社会諸科学と同じく輸入学問なので、基本文献が翻訳書になることは致し方ない。ただその後の展開を見ても、『自殺論』や『プロ倫』や『自由からの逃走』に匹敵するような理論の独創性、方法の工夫、人間探究の味わい、読 … 続きを読む

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最初に読む社会学の本は?:朝日新聞7月11日朝刊の記事から

朝日新聞7月11日朝刊34面「文化・文芸」欄に「岩波文庫90年」の連載記事の中編が掲載されていて、生協書籍部調べの「東京大学駒場キャンパスで売れている文庫ベスト10」という表が付されている。驚いたのは、M.ウェーバーの『 … 続きを読む

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やはり歴史社会学はやめた方がいい:職場の会議から

先日職場の「将来構想」のための会議で、私より5年以上後に採用された同僚が「昔はこうだった」と言い出して、あれあれ、と思った。すると、今度は私より5年以上前に採用された同僚が別の点で「昔はこうだった」と言い出したが、それは … 続きを読む

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先生、生徒のなれの果て:矢澤修次郎先生に指導していただく

ほんとうに久しぶりに学生に戻ったような気がした。先便で「ニューヨーク社会学者とは誰か?」を書いた後、矢澤修次郎先生にご指導をお願いしたら、わざわざ市谷まで来てくださり、2時間半も貴重なお話をうかがうことができた。 学生に … 続きを読む

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日本がまだ貧しかった頃:「昭和前・後期」という時代区分

阿古真理『小林カツ代と栗原はるみ』(文春新書)を読んでいたら、「昭和前期」「昭和後期」という時代区分を使っていて、ハテ?と思った。もちろんアカデミックではない本なので、何年何月を境に、といった厳密な定義をしているわけでは … 続きを読む

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東大でない教師が新入生にすすめる本2:ジェンダー・バイアスの修正

前便では、例によって自分の都合ばかり書き立てて、それぞれの本の魅力を語っていなかった。それに見返すと、明らかにジェンダー・バイアスである。そこで追補を。 追補したい本で研究者としての必読本でもあり、印象に残った本でもある … 続きを読む

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東大でない教師が新入生にすすめる本

毎年東大出版会のPR誌『UP』4月号の特集は「東大教師が新入生にすすめる本」で、とくに理系の先生方が何をすすめるか、面白く読んでいる(文系の先生方は、広い意味で同業者なので大方予想がつく)。若い頃はいつか私も、と思ったこ … 続きを読む

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ポストコロニアルな大手私大:「自分の職場」の社会学(笑)

近頃またナンデモ社会学が増えてきたようなので、尻馬に乗って・・・。 ある会合で「東大の植民地」が話題になった。東大より歴史のある慶應義塾を除く、多くの大手私大の教授陣を東大出身者が占めていたことをいう、歴史的な言葉だ。国 … 続きを読む

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地域コミュニティに代わる概念を求めて:若手社会学者の労作発表を聞く2

前報では学問の外側の話ばかり書いてしまったので、今回は研究会の、私からみた核心について書いてみたい。お二人の若手研究者の発表の核心は、ともに従来の、価値判断を持ち込みすぎた地域コミュニティ概念に代えて、フィールドワークに … 続きを読む

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