月別アーカイブ: 2020年5月

中筋直哉のォ(香川照之風に)「ことばの臨床社会学」10(完結)

まとめ 1、身のまわりの法律、行政用語に東洋的専制の歴史的地層(断層)を読み取れる。 2、「はじめに言葉ありき」ではない東洋では、専制は身体技法を伴う。 3、専制は必ずしも独裁ではなく権力の傾斜配分である。 4、現代に下 … 続きを読む

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中筋直哉のォ(香川照之風に)「ことばの臨床社会学」9

監護や看護よりポピュラーな言葉は保護。「保」は子供を背負うかたちで、長く安心させるといった意味。だから子供を安心させるのが親の義務。自戒を込めて。「誰が食わせてやってるんだ!」じゃないよ。 しかし誰が安心するかは場合によ … 続きを読む

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中筋直哉のォ(香川照之風に)「ことばの臨床社会学」8

数年前、大学に授業時間半年2単位1350時間厳守の嵐が吹き荒れた時(うちは1400時間でギャラおんなじ!)、大学は「学習」じゃなくて「学修」だ、設置基準にもそう書いてあるって言われて公式文書全部訂正した。 皆ァ、覚えてる … 続きを読む

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中筋直哉のォ(香川照之風に)「ことばの臨床社会学」7

最初に戻って「御統監」の監でなく統の方、統と言えば昔日本史で習った「統帥権」、その統も総監の「総」も糸へん。一方の、大元帥陛下の「帥」は巾へん。対になって覚えた「帷幄上奏権」の「帷」も「幄」も巾へん。帷幄と同義の幕府の「 … 続きを読む

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中筋直哉のォ(香川照之風に)「ことばの臨床社会学」6

ちょっと前に政治家が「教諭」を「キョウロン」と詠んで万座の失笑を買った。私も笑ったひとり。でも、なぜ教「師」でなく教「諭」なのか考えもしない、私の方がよほど馬鹿。 戦前(もう「旧体制」と言ったほうがいいかも)の尋常小学校 … 続きを読む

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「ことばの臨床社会学」の周辺

ずっとお役所言葉の「監」にこだわっておりますが、こうした研究スタイルは実は長い。私の元々の研究テーマは明治大正期の都市騒乱(暴動でもいいですが法律用語で)ですが、指導教官の似田貝香門先生が「都市社会学者が都市行政や都市計 … 続きを読む

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中筋直哉のォ(香川照之風に)『ことばの臨床社会学』その5

例によって重箱訓詁学になってますが・・・。 監のつく仕事と言えば、警視総監・・・じゃなくて陸軍軍医総監森林太郎。軍医は長く階級制度の別格で、中将相当らしい。師団長待遇、天皇に直接会える職階、ムチャ偉いさん。 私は軍医総監 … 続きを読む

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中筋直哉のォ(香川照之風に)『ことばの臨床社会学』その4

監のつく仕事、思いつくのは時代劇の悪役。○○監物とか、○○将監とか。お前が監視された方がいいよ、みたいな手合い。今もそうか。 監物は飛鳥時代に遡る古い職名で、字の通り国庫の番人のこと。将監は近衛府の中間管理職。あと今回調 … 続きを読む

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中筋直哉のォ(香川照之風に)「ことばの臨床社会学」その3(しつこい)

監という漢字、漢和辞典で調べてみたら意外にも象形の組み合わせでできた会意文字。皿に水が張ってあって、それを上から(右側が体)、目を見張って(左側の「臣」は見張った目の象形)覗き込む、つまりかんがみる(鏡見る、鑑みる)とい … 続きを読む

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中筋直哉のォ(香川照之風に)「ことばの臨床社会学」その2

学童保育の申請書の件、あらためて考えてみると、たぶんナゴヤだけかも。と言うのは、「本市では、就労等により下校後保護者が不在で、適切な監護が受けられない児童の健全育成を図るため、児童館に留守家庭児童クラブを設けて運営を行う … 続きを読む

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