三宮センター街「たちばな」のたこ焼きをご家庭で:「ご家庭で」シリーズ第3弾

追試験の採点が終わり、春学期の仕事も一段落。机の周りに夏休みの宿題を積み上げつつ、「のぞみ冷凍庫」から解放されて、気持ちがゆったり。昼に久しぶりにたこ焼きを作って食べた。

前にも「故郷の味」という記事で取り上げたが、祖母から習ったわけではなく、「たちばな」で聞いたわけでもない。昔食べた感じを思い出しながら、自己流で作っているだけである。まず昆布中心でちょっと鰹の香りをつけた、冷めた出汁を1リットル。うち600ccにMの全卵3個を溶き、小麦粉を200gふるって入れ、よくかき混ぜておく。これでたこ焼き器2回、32個分。残りの400ccの出汁は、薄口醤油と味醂と米酢(ほんのちょっとだけ)で味付けして沸かし、三つ葉を散らして4人分の椀に注ぐ。「たちばな」はもっと卵が多かったはずだが、まあ素人ではこれが丸める作業の限界か?たこはもちろん明石の昼網ではなく、モロッコの冷凍。その分少し大ぶりに切って。たこだけだと単調というなら、スライスチーズとかボローニャソーセージとか。

家族はほとんどソースをつけて食べているが、私はやはり出汁に浮かせて食べるのが懐かしい。

さらに「故郷の味」シリーズで、別の夜は、砂糖甘いすき焼き。口唇期的退行というのだろうか。

 

中筋 直哉 について

法政大学社会学部教授。1966年神戸市生まれ。
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