私はそこにいません:少し停滞、低迷

最近立て続けに、職場の親しい同僚複数から、「君もだいぶよくなったのだから、また管理職に就くべきだ。君に向いているし、期待している」といったことを言われた。相手はそういう意味で言ったのではなかったかもしれないが、私にはそう聞こえた。そしてだんだん気持ちが落ち込み、今かなり停滞、低迷している。そんなに私のうつ病を再発させたいのだろうか。

一番うつ病がひどいときも、中身はひどいものだったろうが授業はやっていたし、校務も最低限はやっていた。それ以上何をやれというのだろう。だいたい、管理職をやってうつ病になったのだから、向いているわけないだろう。あなたの見たい私は私ではないし、あなたの望む場所に、私はいません。

もちろんお金をもらっている以上、やらなければならない仕事は嫌でもやります。嫌な仕事でも、アイデアが思いついたら話すし、他の方との交渉もします。でも、そう働くと「向いている」と言われるなら、もうひと言も話しません。

だいたい本当に向いていないのです。先日も職場の会議で大学の偉い方が発言されたのですが、私には100%嘘にしか聞こえませんでしたが、「ウソー」とか言うのは大人げないので黙っていました。でも、ニコニコ嘘をつかれるのは、たまらなく嫌です。管理職になってそんな方と一緒に仕事をしたくありません。

もしかしたら、昔は私のような幼稚な人柄でも管理職が務まったのかもしれませんが、今は無理です。この間ある雑誌の表紙に、今大きな権力を握っている同業の先輩の写真が載っていましたが、それはそれは恐ろしい顔で、私は正視できませんでした。

どうか、お願いですからそっとしておいてください。そして、許されるなら、こうしたブログで意義のないおしゃべりをし続けさせてください。

中筋 直哉 について

法政大学社会学部教授。1966年神戸市生まれ。
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私はそこにいません:少し停滞、低迷 への3件のフィードバック

  1. 中筋 直哉 のコメント:

    その先輩のご高説は、「世界史的な意味で、人生で3回大学に入るべきだ」というのだが、まったく余計なお世話であるだけでなく、手前味噌も甚だしい。

  2. かほう鳥 のコメント:

      かほう鳥です。こんにちは***
     笑えてまった。(失礼) 病気云々はおいといて、、。そのシーンをイメージしてしまいました。
     100%氏は単にブリ(もはやブリッコではない)なだけの感じもして。氏なりの真面目なにこやかな御発言。・・・・・”だから余計に始末が悪い!” 
     バラエティ番組のネタに重なりました。私の想像です。
     3回大学? まあその人の大事な何かを大学以外では得るのがむずかしいなら仕方ないという
    見方をする私と、単に学士修士のライセンス収集?頭のいいおバカさんと思う私。日本の研究環境という問題もあるのかな。氏の親様は”だから余計に・・・”とちょっぴり思われたかもしれない。

    • 中筋 直哉 のコメント:

      かほう鳥さん、コメントありがとうございます。笑ってしまうこと、大事ですよね。僕もまず笑うことにします。

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