ブラックジャックの家:いつもながらの不要不急話題

いつもながらの不要不急の思いつき話題。6月11日朝日新聞朝刊の三面記事に、青森県深浦町大間越の飲食店駐車場のフェンスから、パトカーに追跡されていた車が崖下に落下、乗っていた男女2人が遺体で見つかったという事件が小さく載っていた。女はすでに絞殺されていて、警察にはDVの相談があったようだ。

しかし、私がビックリしたのは事件そのものではなく、後でテレビ放映された事件現場である。日本海に面した高い崖の上に洋風のポツンと一軒家。これは紛れもなく手塚治虫の『ブラックジャック』の家。興味を持ってくださった方は、グールグアースで見てみてください。

よく見ると、建物は新しくて木造じゃないし、国道沿いの有名なドライブインなので、さびれた感じでもない。でも、これまでこんなに原作とイメージぴったりの場所を見たことがない。

昔高校の修学旅行の際バスが立ち寄った会津芦ノ牧温泉で、私たちが昼食を食べた旅館の窓から、阿賀川の深い谷底に小さな温泉宿が見えたのだが、まるで松本清張の小説に出てきそうな雰囲気だったので、忘れ難い。一度泊まってみたいと思ったが果たしていない。たぶんもう廃業したにちがいない。今回のドライブインは繁昌していそうなので、遠からず訪れてみたい。いか焼きが美味しいそうである。

ついでに、その記事のすぐ下に、元岩波書店常務志賀直吉さん93歳で死去の記事。喪主は長男道哉さん。もちろんあの志賀直哉の息子。出版社はそういう人多いよねえ。

 

中筋 直哉 について

法政大学社会学部教授。1966年神戸市生まれ。
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