ブラック勉強:予習復習4時間って?

今日の教授会で、来年度のシラバスから講義1回あたり予習復習4時間という記載が一律導入されることが知らされた。シラバスの内容って、教授会審議事項じゃないんだよね。これを守らないと、補助金もらえないらしい。

「大学設置基準」という有り難いお上の取り決めでは、講義2時間2単位あたり予習復習2時間ずつでつごう6時間ということなのである。しかし実際の講義は2単位1.5時間になっていて、帝国陸軍の3個連隊1師団(本当は4個連隊)同様、「美しい国」お得意の上げ底である。なら予習復習3時間でいいんじゃないの。

問題は週あたり10個くらい授業を履修すると勉強時間が60時間にもなって、40時間労働を遙かに超えるブラック勉強になってしまうことだ。どう考えてもブラックバイトと両立不可能である。4年間均等に授業を取っていくなら週8個くらいでいいのだが、それだと就活は不可能だ。できれば12個ぐらい取りたい。そうなれば72時間。仮に1.5時間換算にしても45時間~54時間でやはりブラックだ。だいたい、そんなことを言っているお役人やお社長さんたち、大学生の頃勉強なんかしなかったでしょう。ジュリアナで踊ったり、ニューエイジにはまったり、コミケに並んだり、苗場で滑ったり、赤プリのフロントに並んだりしてたでしょう。

まあ、でも時間数は別として、予習復習を実質化する方法を考えてみるかな。

中筋 直哉 について

法政大学社会学部教授。1966年神戸市生まれ。
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