フランス風高級調理鍋:G.ノワリエル『フランスという坩堝』を読む

G.ノワリエル『フランス風高級鍋(ル・クルーゼ)』(法政大学出版局・・・本当の題はちがいます、笑)を読む、とくに第一章の理論部分を読むと、もしフランス語が少しでもできて、この本を1988年の原著刊行時に読んでいたら、今の私はなかったな、と思う。でも、そうだったとしても、きっと宮島喬先生や故梶田孝道先生の、ずっと低レベルな二番煎じになっていただろう。

結局、今きた経路をたどって30年、ようやく「デュルケム以来、移動者の思想としての社会学」といった話ができるようになってまことによかった、と言うべきなのだろう。

 

中筋 直哉 について

法政大学社会学部教授。1966年神戸市生まれ。
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