37年前の東尋坊

仕事で福井県を調べていて、ふと37年前、高校2年生の夏に訪れた民宿が今もやっているか調べてみた。小さな漁港に面した小さな民宿だったから、とうの昔に閉めただろうと思ったが意外や意外、きれいなホームページを出して、しっかりやっているようだ。

http://newisoya.com/

高校2年の夏、友人たちと北陸を巡った。朝早く大阪駅を出て、特急雷鳥号の食堂車で朝食をとり、福井駅で下りて京福電車で永平寺へ。まだ梅雨が明けていなくて土砂降りの中路線バスで東尋坊へ移動。東尋坊では小やみになったが風が強くて、とても岩の先まではいけなかった。そこから越前松島の民宿まで1時間くらいだったろうか、吹き降りの崖上の道を歩いた。

冷え切って着いた宿は何の特徴もない畳部屋だったが、すぐにあつあつの風呂を沸かしてくれて、夕食は美味しい魚をたくさん出してくれて、高校生の貧乏旅行には過分なもてなしだった。だから今でも覚えている。今もきっといい宿にちがいない。

この民宿、交通公社の時刻表の巻末の広告で見つけのだと思う。葉書で申し込んで為替で予約金を送ったと思う。今どきのネット予約、電子決済との落差よ。

 

中筋 直哉 について

法政大学社会学部教授。1966年神戸市生まれ。
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