『マスケティアーズ』驚きの展開

NHKでBBCの『マスケティアーズ=三銃士』というドラマをやっていて、面白いので家族で見ている。ちょっとガンファイトとベッドシーンが多すぎるのが玉に瑕。ところが今週驚きの展開が。一番の敵役のリシュリュー枢機卿が何のドラマもなく死んでしまった。おいおい、いくら自由な翻案といっても、あんまりだ。それではラ・ロシェル包囲戦はどうするんだよ、と考えて腑に落ちた。BBCが国辱の包囲戦やバッキンガム公の暗殺を放映するのはやはり無理なのだろう。しかし残念だ。ある回、学友の教皇特使に教皇への推薦をほのめかされていい気になったが、その学友に暗殺されかかった枢機卿、捨てゼリフが振るっていた。いわく「あんなものイタリア人クラブに過ぎん!」。これEU批判ですね。役者も声優もよかったのに、まったく残念だ。

中筋 直哉 について

法政大学社会学部教授。1966年神戸市生まれ。
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1 Response to 『マスケティアーズ』驚きの展開

  1. 中筋 直哉 のコメント:

    7月31日の回で、ラ・ロシェル包囲戦はずっと前のことという設定がはじめて示された。それならリシュリューが死んでいてもおかしくない。ただし、相変わらずコンスタンスもミレディーも生きている。よく見てみるとタイトルロールには、デュマからキャラクターを借りたとのみ書いてある。肝腎の話の方は、ダルタニャン含む四銃士はあまりパッとしないが、ミレディーがオリジナルな悪役になってきたので目が離せない。「一人は皆のために、皆は一人のために」なんてくだらないお題目を吹っ飛ばしてほしい。

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