道場親信『下丸子文化集団とその時代』書評

たまたまこのブログを見て下さったことから、故道場親信氏の遺著『下丸子文化集団とその時代』(みすず書房)を書評させてもらった。『週間読書人』12月2日号である。

http://www.dokushojin.co.jp/

有料誌なので、講読してくださるとありがたい。最近、尊敬する同僚の小林直毅先生とメディアセンシティブな社会学の可能性をめぐって意見を交換したことから、この書評もその点を重視して書いた。「第2に、活動のメディアである、「わら半紙とガリ版」(たぶん道場氏や私はガリを切ったことがある最後の世代だろう)で作られた雑誌そのものに愛着ある視線を投げかけたこと。表紙をはじめ、要所に配された図版が、「文化」のリアリティを肌身に感じさせる。」(抜粋)

この後『図書新聞』に奥村隆編『作田啓一VS.見田宗介』(弘文堂)の書評が出る予定。たまたま書評を頼まれることが続いた。

中筋 直哉 について

法政大学社会学部教授。1966年神戸市生まれ。
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1 Response to 道場親信『下丸子文化集団とその時代』書評

  1. 中筋 直哉 のコメント:

    書評子として私がちょっと不勉強なのは、都市社会学者なのに下丸子を含む大田区の工業街に足を踏み入れたことがないことだ。大学院生時代に一度機会があったのを逃してしまって以来、縁がない。これまで縁がなくとも、これを機に訪れればよかったが、多摩川源流から多摩川河口はあまりに遠かった。前に武田尚子『もんじゃの社会史』を書評したときは、もんじゃを食べたことがなかったので、市谷キャンパスに出るついでに、月島までもんじゃを食べに行ったのだが・・・(喰わず嫌いで、意外に美味しかった)。いつか機会を見て、ゆっくり下丸子を歩いてみたい。

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