見聞録」カテゴリーアーカイブ

都市騒乱を語る言葉:映画『暴力をめぐる対話』を見る

http://bouryoku-taiwa2022.com/ まず邦題がおかしい。原題のフランス語は「お行儀のよい国家」であり(たぶん警察官が逮捕した市民に吐いた暴言が元ネタ)、英題は端的に「暴力の独占」である。映画の中 … 続きを読む

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謎のアーティスト:河原温を見に表参道に行く

昭和が終わった時、竹橋の近代美術館で昭和の美術の回顧展があった。当時美術に興味は無かったが、戦争画が出るというので見に行った。戦争画だけでなく教科書で見るような絵や彫刻がたくさん出ていて、いちいち感心して見て回ったのだが … 続きを読む

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無功徳:『臨済録』のお気に入り

一遍や日蓮、最澄や空海と自分の家の宗門でないことばかり書いている。うちは父方が曹洞宗、母方が臨済宗妙心寺派である。禅、うーんあんまり興味ないな。 先日学生時代以来37年ぶりに鎌倉円覚寺を訪れたら(主たる目的地ではなかった … 続きを読む

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ネットメディアに出ました:33年前の卒論の結論を繰り返す

https://www.youtube.com/watch?v=cLCAGu0gB6s はじめてネットメディアなるものに出演した。夏休み中に突然依頼され、1週間くらいで撮影隊が来た。そう撮影隊が来たのである!依頼された時 … 続きを読む

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停滞日:ワーグナー『パルシファル』を聴きながら

  せっかくの連休だったが台風接近で新幹線が止まる前に上京して、今日は停滞日。午前中買いものでずぶ濡れになったが、午後は晴れ上がって風も適度にあり、だいたい乾いた。ありがたい。 仕事をしながらワーグナーの歌劇( … 続きを読む

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日本のヴァルトブルク城:鎌倉の切り通しを抜けて

「皆様~、左に見えますのは日本のヴァルトブルク城、鎌倉安国論寺御法窟でございます。彼のマルチンルターが城に籠もって聖書をドイツ語に訳しましたように、日蓮聖人はここに籠もって『立正安国論』を書かれたのでございます。」「右に … 続きを読む

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予告「池田環境社会学の生起する場」:池田寛二先生に思い出をうかがう

この夏一番(唯一?)の仕事が終わった。同僚の池田寛二先生(環境社会学)が来春定年退職される。これまでの学恩に感謝する意味で、先生の若い頃のお話をうかがって研究ノートとしてまとめることにした。2時間×2回の聞き取りが無事終 … 続きを読む

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コーヤサンでコーヤドーフ余滴:御三家の存在理由

高野山の名所の1つに徳川家霊台というのがある。写真がそれで、奥が秀忠、手前が家康の霊廟である。面白いことに奥之院ではなく、壇上伽藍からも離れたへんぴな場所にある。どうも徳川将軍家は高野山では肩身が狭いようだ。 それもその … 続きを読む

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コーヤサンでコーヤドーフ6(結):「四箇格言」に導かれて

安房の誕生寺から始まった聖地巡礼を導いてくれたのは、そこで生まれた日蓮聖人のいわゆる「四箇格言」だった。「念仏無間 、禅天魔、真言亡国、律国賊」というやつ。もともと私は社会学という仕事柄大衆的かつ近代的な「念仏」すなわち … 続きを読む

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コーヤサンでコーヤドーフ5:いよいよ本題か?

コーヤサンでコーヤドーフ、柔らかくて美味しかったです。ではなくてそろそろ本題の比叡山との比較の話を。 まず2つの山の軸線がちがう。比叡山は東塔西塔というものの実際は南北の稜線で、間に最澄廟浄土院(正確には死んでいないらし … 続きを読む

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