見聞録」カテゴリーアーカイブ

1925年冬の湯ヶ島:私の「研究余滴」

旧年中に『天上の花』という日本映画の新作を見た。原作は萩原葉子で、三好達治と彼女の叔母(つまり萩原朔太郎の妹)との結婚の破綻を描いたものだ。ひとことで言うとDVの話である。私は日本近代詩を知った頃からずっと三好を好まず、 … 続きを読む

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地域アート巡礼の区切り:市川湖畔美術館「試展―白州模写」を見る

朝早くめじろ台の下宿を出て電車を何度か乗り継いで4時間、千葉県の真ん中辺りのダム湖畔にある市原湖畔美術館に着いた。舞踏家の田中泯を中心として1989年から開催されていた白州アートキャンプを回顧する「試展―白州模写」を見る … 続きを読む

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新年のごあいさつ:と言いつつ話題は旧年を引っぱる

あけましておめでとうございます。 旧年中に見た豊田四郎監督『雪国』、一番ケッサクだったのは、原作にもあるシーン。駒子と島村が一緒に内湯に入ろうと男湯の脱衣所にいると別の男客が入ってくる。「あっ、失礼しました」と男客。これ … 続きを読む

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2022年の終わりに:来年の抱負?

先日月一の精神科通院で医師から来年の抱負を聞かれ、「再来春の在外研究準備でしょうか」と答えたら、「ぜひそれで行きましょう」と励ましてくださった。在外研究、当たるかどうか分からないが、とにかくありがたいことである。 それは … 続きを読む

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2つの「ちりふ」神社:愛知県は面白い!

住んでもう20年になろうとする名古屋、愛知県だと25年。京都や奈良とはいかないが、熱田神宮や大須観音だけでなく、けっこう面白い史跡や寺社がある。 今回紹介するのは知立神社、名鉄知立駅から歩いて10分くらい。何が面白いって … 続きを読む

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あの世の風景(完):野口晴哉の見た箱根

我は去る也 誰にも会うこと無し(中略) 体験を増やし 交換し 我が伝えしこと 授けしことを会得せば 次を伝える也 その間 我は休む也 五千年か一万年経し頃 又帰る也 又伝える也 箱根へ移る 誰にも会わず 語らず ただ悠々 … 続きを読む

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憧れのロビンちゃん:座・高円寺で島田歌穂を見る

https://za-koenji.jp/detail/index.php?id=2802 憧れのロビンちゃんは今や円熟のエンターテイナー。おいらは相変わらず「ローボコン、0点」ウララ~ 近頃ときどき、子どもの頃みた『が … 続きを読む

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第九のソプラノ:暮れも押し詰まってきました

このブログで何度かベートーベンの『第九』について書いた。今年の暮れも押し詰まってきたので、懲りずにまた書こうと思う。 私のベストは、ブルーノ・ワルターが第二次世界大戦後ウィーン国立歌劇場に復帰した記念碑的公演の録音である … 続きを読む

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教養ということ:見田宗介先生を偲ぶ会での気づき

先便で述べた「見田宗介先生を偲ぶ会」で、尊敬する大学院の先輩、若林幹夫さんに久しぶりにお目にかかった。というのはウソで、ひと月前に「副田義也先生を偲ぶ会」でもお目にかかっているのである。ただ、さらにその前となるとやはり久 … 続きを読む

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気流の向こうに広がる空:見田宗介先生を偲ぶ会に出席して

会の終わり近いスピーチで、折原浩先生が「見田君は年は2つ下ですが就職はほぼ一緒で、長く一緒に働いてきた盟友だから、君と呼ばせてください」と言われたとき、私は若い見田宗介先生と折原先生が机を並べている光景を勝手に想像した。 … 続きを読む

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