見聞録」カテゴリーアーカイブ

「歴史に抗する社会としての都市」批判:休日のドライブ風景から

連休中少しはどこかへ行きたいが、どこへ行くのもはばかられる。家族は海が見たいというので、うちからいちばん近い海に行くことにした。要は近所の川沿いに河口まで下るのである。県道59号線。 少し下ると中世の鎌倉往還と交差する。 … 続きを読む

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小津安二郎の迷宮:『彼岸花』再見

同僚には「妾宅」と言われるがそんな甲斐性はなく、東京の下宿に泊まる夜はただ片付かない雑用を眠たくなるまで片付けるだけである。それにも倦むとDVDやPrime videoで昔の映画を見ることがたまにある。先日久しぶりの上京 … 続きを読む

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小さなものの諸形態:近所のスーパーのシュークリームに寄せて

どうしても気になってしまう小さな事柄を記してみたい。「小さなものの諸形態」とは市村弘正先生の名著の題で、パクりです。 連れ合いが近所のスーパーでマロンシュークリームを買ってきた。食べてみるとなかのマロンクリームに違和感あ … 続きを読む

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無ではなくなりません、死でなくなります:茶杓「泪」を見る

「泪(なみだ)」を見た。利休居士が最後の茶会に削った茶杓。弟子であり当日の客でもあった古田織部に与えたという「聖遺物」。織部は「鞘」を作って拝んでいたという。 https://bunka.nii.ac.jp/herita … 続きを読む

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武豊火力発電所がなくなった:仕事の合間のちょっとした息抜き

仕事の合間のちょっとした息抜き、私はグーグルアースである。北海道の深い森の中に残る廃線跡をたどったり、国道1号線から旧東海道がどれくらいつかず離れずなのか調べたり、つい仕事の再開を忘れてしまう。今日も。 はじめは日本製鉄 … 続きを読む

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少子高齢社会管見:休日の散歩の間に

名古屋に越してきた18年前、家族でよく通った公園を久しぶりに訪れてみた。この辺りがすべて竹やぶと雑木林だった頃(子どもたちを乗せた明治村の機関士さんは、住所を聞いて「そんなとこはタヌキしか住んどらんかった」と笑った)の一 … 続きを読む

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亡父の死の風景:新年早々すみません

ツイッターでつながっている永太郎(ながたろう)さんという地理学の方が元日の夕暮れの美しい写真をアップしていて、ふと見るとそれはまごうことなき亡き父の死の風景だった。被写体は三菱重工神戸工場本館だが、その向かいの建物は三菱 … 続きを読む

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左右捻れ:ディスタンクシオン第二夜

野口晴哉『体癖』(ちくま文庫)は身体の動きの傾向と心の動きの傾向を重ね合わせて5つの分類を立てた(厳密には6つ)。正邪にこだわる上下型、好き嫌いにこだわる左右型、損得にこだわる前後型、勝ち負けにこだわる捻れ型、そして、ち … 続きを読む

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ユルム街の憶ひ出:100分で名著『ディスタンクシオン』を見ながら

私たちは黙って冬の日だまりのユルム街を後にした。 もちろんユルム街で学んだわけでも、辛い失恋をしたわけでもありません。 大学院生の頃、学部で1年先輩の友人と初めてパリを訪れた。主たる目的は有名レストランの食べ歩きだったが … 続きを読む

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国家独占資本主義の現代的位相?:最近の新聞記事から

朝日10月30日朝刊経済面「トヨタ9月世界販売最高」の記事に、自動車大手の9月の生産と販売実績の表が掲載されている。トヨタは世界生産84万台、国内生産31万台。世界販売83万台。ふむふむ、で日産は?いや2位は日産ではなく … 続きを読む

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