私の「新しい学問」」カテゴリーアーカイブ

「歴史に抗する社会としての都市」批判:休日のドライブ風景から

連休中少しはどこかへ行きたいが、どこへ行くのもはばかられる。家族は海が見たいというので、うちからいちばん近い海に行くことにした。要は近所の川沿いに河口まで下るのである。県道59号線。 少し下ると中世の鎌倉往還と交差する。 … 続きを読む

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天行健:近衞文麿という人への興味

「天行健、君子以自彊不息」、『易経』の卦の1つだそうである。 野口昭子『回想の野口晴哉 朴葉の下駄』(2006,ちくま文庫)に、夫晴哉に言われて父近衞文麿に「天行健」と書いてもらう話が出てくる。1945年7月敗戦のひと月 … 続きを読む

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思いつきと思い出の果てに:佐藤康宏氏の警句に触発されて

『UP』580号の連載「日本美術史不案内」で、美術史家の佐藤康宏氏が「思いつきと思い出しか書けなくなった人間には、研究者を名乗る資格はない」という警句を掲げられていて、膝を打った。まさにブログやSNS上の私そのものである … 続きを読む

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国家独占資本主義の現代的位相?:最近の新聞記事から

朝日10月30日朝刊経済面「トヨタ9月世界販売最高」の記事に、自動車大手の9月の生産と販売実績の表が掲載されている。トヨタは世界生産84万台、国内生産31万台。世界販売83万台。ふむふむ、で日産は?いや2位は日産ではなく … 続きを読む

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シンタロー狩り:知識社会学の1つのテーマ

嘱託殺人事件をめぐる発言で、またも大方の顰蹙を買っているシンタロー。しかしその直前に「新刊小説」の書評が朝日書評欄(7月25日)に出ていて、私はひどく気になっている。たぶん評者の石川賢治東大教授が上手で、『死者との対話』 … 続きを読む

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陸軍的思考と海軍的思考:三國一朗の批評から出発して

小学生の頃家で取っていた毎日新聞に、阿川弘之が『あくび指南書』というエッセーを連載していて愛読していた。たしか第1回がお嬢さんの佐和子さんの痔の話という、サイテーなお父さんぶりを遺憾なく発揮していたが、どれかの回で三國一 … 続きを読む

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私のおくすり手帳1:ショーター『精神医学の歴史』を読みながら

巣ごもり読書というわけで、ながらく積ん読になっていた本をひもとく。E.ショーター(カナダの歴史家と紹介されることが多いが、歴としたアメリカ人。大学がトロント大)の『精神医学の歴史:隔離(アサイラム)の時代から薬物治療(プ … 続きを読む

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中筋直哉のォ(香川照之風に)「ことばの臨床社会学」10(完結)

まとめ 1、身のまわりの法律、行政用語に東洋的専制の歴史的地層(断層)を読み取れる。 2、「はじめに言葉ありき」ではない東洋では、専制は身体技法を伴う。 3、専制は必ずしも独裁ではなく権力の傾斜配分である。 4、現代に下 … 続きを読む

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中筋直哉のォ(香川照之風に)「ことばの臨床社会学」9

監護や看護よりポピュラーな言葉は保護。「保」は子供を背負うかたちで、長く安心させるといった意味。だから子供を安心させるのが親の義務。自戒を込めて。「誰が食わせてやってるんだ!」じゃないよ。 しかし誰が安心するかは場合によ … 続きを読む

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中筋直哉のォ(香川照之風に)「ことばの臨床社会学」8

数年前、大学に授業時間半年2単位1350時間厳守の嵐が吹き荒れた時(うちは1400時間でギャラおんなじ!)、大学は「学習」じゃなくて「学修」だ、設置基準にもそう書いてあるって言われて公式文書全部訂正した。 皆ァ、覚えてる … 続きを読む

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