私の「新しい学問」」カテゴリーアーカイブ

都市騒乱を語る言葉:映画『暴力をめぐる対話』を見る

http://bouryoku-taiwa2022.com/ まず邦題がおかしい。原題のフランス語は「お行儀のよい国家」であり(たぶん警察官が逮捕した市民に吐いた暴言が元ネタ)、英題は端的に「暴力の独占」である。映画の中 … 続きを読む

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我が爲に佛を作る勿れ:最澄『顕戒論』に沈潜する

珍しく飽きが遅くて(秋は早いのに)、あいかわらず最澄と空海を読んでいる。今日は最澄の『顕戒論』、これがむやみに面白くて授業に行くのを忘れるほど。南都諸宗からの論難への反駁書で、博覧強記はもちろん論理の明快さは現代の分析哲 … 続きを読む

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停滞日:ワーグナー『パルシファル』を聴きながら

  せっかくの連休だったが台風接近で新幹線が止まる前に上京して、今日は停滞日。午前中買いものでずぶ濡れになったが、午後は晴れ上がって風も適度にあり、だいたい乾いた。ありがたい。 仕事をしながらワーグナーの歌劇( … 続きを読む

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日本のヴァルトブルク城:鎌倉の切り通しを抜けて

「皆様~、左に見えますのは日本のヴァルトブルク城、鎌倉安国論寺御法窟でございます。彼のマルチンルターが城に籠もって聖書をドイツ語に訳しましたように、日蓮聖人はここに籠もって『立正安国論』を書かれたのでございます。」「右に … 続きを読む

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予告「池田環境社会学の生起する場」:池田寛二先生に思い出をうかがう

この夏一番(唯一?)の仕事が終わった。同僚の池田寛二先生(環境社会学)が来春定年退職される。これまでの学恩に感謝する意味で、先生の若い頃のお話をうかがって研究ノートとしてまとめることにした。2時間×2回の聞き取りが無事終 … 続きを読む

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精進料理LOVE:作ってみました

高山病ならぬ高野山病が長びいていて、だらだらと空海を読んでいる。だんだん感じをつかめてきた気がする。本を読むだけでもお腹は減るので夕飯の用意。多摩の下宿では1人だから精進料理を作ってみることにする。といっても私の精進料理 … 続きを読む

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コーヤサンでコーヤドーフ余滴:御三家の存在理由

高野山の名所の1つに徳川家霊台というのがある。写真がそれで、奥が秀忠、手前が家康の霊廟である。面白いことに奥之院ではなく、壇上伽藍からも離れたへんぴな場所にある。どうも徳川将軍家は高野山では肩身が狭いようだ。 それもその … 続きを読む

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コーヤサンでコーヤドーフ6(結):「四箇格言」に導かれて

安房の誕生寺から始まった聖地巡礼を導いてくれたのは、そこで生まれた日蓮聖人のいわゆる「四箇格言」だった。「念仏無間 、禅天魔、真言亡国、律国賊」というやつ。もともと私は社会学という仕事柄大衆的かつ近代的な「念仏」すなわち … 続きを読む

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コーヤサンでコーヤドーフ5:いよいよ本題か?

コーヤサンでコーヤドーフ、柔らかくて美味しかったです。ではなくてそろそろ本題の比叡山との比較の話を。 まず2つの山の軸線がちがう。比叡山は東塔西塔というものの実際は南北の稜線で、間に最澄廟浄土院(正確には死んでいないらし … 続きを読む

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コーヤサンでコーヤドーフ2:多宝塔狩り

さて問題です。上の8つの多宝塔のうち、国宝はいくつあるでしょう。 正解は2つ、4番目と6番目です。ま、一番ピカピカした2番目がそうでないのは明らかだが、1番目と5番目はちょっと引っかかりそう。でも重文ですらない。ちなみに … 続きを読む

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