尊敬する先輩たち」カテゴリーアーカイブ

2つの修正主義その4:だんだん話が脱線

社会調査法で度数分布表を教えるとき「最大多数だけ見てちゃいけませんよ。二番手が誰でどのくらいの割合かが全体の構成を知る鍵ですよ」と言う。その伝で承前その4。 東大社会学の第二講座、てっきり戦後の産物だと思い込んでいたらさ … 続きを読む

カテゴリー: 尊敬する先輩たち, 私の仕事, 私の心情と論理 | コメントする

2つの修正主義その3:社会学者の数だけ社会学はない

承前その2。前々便で私が学部3,4年生時代に習った5人の先生(東大社会学3.5講座の全容)を紹介したが、あらためて書いてみると、もう少し教えてほしかったことがないわけではない。それは、どの先生も自分の研究の話を存分にされ … 続きを読む

カテゴリー: 尊敬する先輩たち, 私の心情と論理 | コメントする

2種の修正主義その2:学部時代に習ったことをめぐって

承前。「修正主義」と書いたが、過去の経験をむやみに美化するのも逆の「修正主義」だろう。この対比、ネオリベとネトウヨのセットに重なる。 ただ、今私が気になるのは前者の方で、過去を否定するのは、薄汚れた今をきらめかせるための … 続きを読む

カテゴリー: 尊敬する先輩たち, 私の心情と論理 | コメントする

2種の修正主義その1:学部時代に習ったことをめぐって

別のSNSで、年少の同業者が学部の頃大切なことは何も教わらなかったと書いていて、そうだったかしらと疑問に思う。私が習ったことを思い出すと、 社会調査法で、黒板いっぱいにピアソンの積率相関係数(竹内啓先生の最新作にはゴール … 続きを読む

カテゴリー: 尊敬する先輩たち, 私の心情と論理 | コメントする

僕はそうしたくないんです:立岩真也『病者障害者の戦後』を読んでいる

「読む(んだ)」ではなくて「読んでいる」。大学院時代から先輩の立岩真也さんの文章は苦手で、読む集中力が続かない。だからちょっと読んでちょっと休み。連れ合いは「そんなことないよ」と言うのだが。 先日内田隆三先生の『国土論』 … 続きを読む

カテゴリー: 尊敬する先輩たち, 読書ノート | コメントする

私と(の)地域社会学:「ポスト『国土』の地域社会学」をめざして

3月頃刊行される『社会学評論』に載る書評の初校を読み直して、そこに書いた「私と(の)地域社会学」という話題に思いをめぐらせた。今は完全に幽霊地域社会学者なのだが(書評では「欠け落ち」という歴史用語で表現してみた)、10年 … 続きを読む

カテゴリー: 尊敬する先輩たち, 私の仕事 | コメントする

再び馬場修一先生のこと

病気をして以来学生を教えることにどうしても熱意を感じられない、転職した方がいいかな、といった愚痴を連れ合いにこぼしていたら、私たちの習った先生たちはどうだったのかしら、たとえば馬場修一先生は、という話になった。3年前にこ … 続きを読む

カテゴリー: 尊敬する先輩たち, 私の心情と論理 | コメントする

怪我の功名:「連字符社会学の逆襲」続き

前便で「連字符社会学」がK.マンハイムの言葉だということを知らなかったと恥を記したが、気になって調べてみたら恥の上塗り、昔読んだ「社会学の現代的課題」(1932)の基本概念だった。 昔この論文を読んだのは、私の師匠の師匠 … 続きを読む

カテゴリー: 尊敬する先輩たち, 読書ノート | コメントする

just friend を喪う:ハーベスト社小林達也さんを悼む

FBのつながりのなかで、出版社ハーベスト社の小林達也さんの急死を知った。合掌。 20代から30代の駆け出しの頃、いつも小林さんに会っていた気がする。所属する学会の大会や研究会に出ると、いつも小林さんが本を売っていた。そし … 続きを読む

カテゴリー: 尊敬する先輩たち, 私の心情と論理 | コメントする

KとN、2人の次郎の物語:研究ノートから

KとN、2人は同じ1920年生まれの京童、Kは伊勢安濃津の豪商の次男ただし庶子・Nは五条大和大路の商家の次男である。Kは旧制京都一中、Nは旧制京都二中を出て、高校、大学に進んだが、三高京大のK、姫高東大のNと途は離れた。 … 続きを読む

カテゴリー: 尊敬する先輩たち, 私の「新しい学問」 | コメントする