東京漂流」カテゴリーアーカイブ

ああ汝 漂泊者:世田谷文学館『月に吠えよ、萩原朔太郎展』を見る

工事中の切通しの鉄道線路の真中に3人のあどけない少女が立ち、カメラを見つめている。たぶん(室生)朝子さんと葉子さんと明子(あきらこ)さん、3人と撮影者の行く末を知っている未来の私は、写真に封じ込められた一瞬の幸福に息を呑 … 続きを読む

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謎のアーティスト:河原温を見に表参道に行く

昭和が終わった時、竹橋の近代美術館で昭和の美術の回顧展があった。当時美術に興味は無かったが、戦争画が出るというので見に行った。戦争画だけでなく教科書で見るような絵や彫刻がたくさん出ていて、いちいち感心して見て回ったのだが … 続きを読む

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ネットメディアに出ました:33年前の卒論の結論を繰り返す

https://www.youtube.com/watch?v=cLCAGu0gB6s はじめてネットメディアなるものに出演した。夏休み中に突然依頼され、1週間くらいで撮影隊が来た。そう撮影隊が来たのである!依頼された時 … 続きを読む

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故郷の訛り懐かし:JR上野駅地平ホームの思い出

上野駅で少し時間があったので、久しぶりに地平ホームに立ち寄ってみた。常磐線や東北本線沿線の方でも今どき地平ホームで乗り降りすることは少ないだろう。もともと優等列車中心の運用だったから新幹線ができた時点で役目は終わっていた … 続きを読む

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オペラは「前世紀の遺物」:『ペレアスとメリザンド』を見る

来週からフランス語学校通い(オンラインだけど)が始まるので、景気づけにフランス語のオペラを見に行った。オペラなんて実に30年ぶり。案の定まったく聞き取れませんでした(爆)。 大枚叩いたつもりが新国立劇場の4階のどん詰まり … 続きを読む

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我は何物をも喪失せず、また一切を失ひ尽くせり:神田駿河台徘徊

「我は何物をも喪失せず、また一切を失ひ尽くせり」(萩原朔太郎「乃木坂倶楽部」) 大学院の授業の後、用があって市ヶ谷から神田駿河台まで歩いた。道すがらの、あのビルにもそのビルにも入ったことがある。でもそこでの時間はまったく … 続きを読む

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超音速の夫婦善哉:特撮美術監督井上泰幸展を見る

超音速の夫婦善哉、ではなくて特撮美術監督井上泰幸展を東京都現代美術館に見に行った。先に見た友人の評通りの充実ぶりで、見ている間ずっと頭の中に伊福部マーチが鳴り響いていた。みんなよく落ち着いて見ていられるなあ。 一番感心し … 続きを読む

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終着駅の町:中央線高尾駅周辺を歩く

高尾は、私にとっては不思議の町である。 中央線快速と京王線の終着駅(京王線は高尾山口まで行くが)なので、ちょっと離れると都営や公団の大団地が広がる。甲州街道沿いでは古い和菓子屋がせんべいや団子を売り、街道と高尾山門前の面 … 続きを読む

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エピローグ:日蓮臨終の地池上

誕生、成長、隠棲とくれば臨終の地を訪れない訳にはいかない。しかしもうちょっと飽きてきている。激動の佐渡はどうするのだ。一応流罪前の龍ノ口と上依知には行ったので、またいつか。 池上本門寺大坊本行寺、62歳の日蓮が大檀越池上 … 続きを読む

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与瀬グループと大塚史学の転換点:中央東線相模湖駅にて

「与瀬グループ、そんなものはなかったんです」丸山眞男に問われた大塚久雄はそう答えた。丸山によれば、与瀬グループとは戦争中に神奈川県与瀬村に疎開した大塚、川島武宜(民法学)、飯塚浩二(地理学)の3人の研究交流のことだ。大塚 … 続きを読む

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