私の仕事」カテゴリーアーカイブ

実証的に見る東大的なるもの:今日の授業から

学部の「市民運動論」という授業で毎年「日本資本主義論争」の話をする。別にマルクス主義にノスタルジーがあるわけではなく、この論争を知ることは日本の社会運動と社会科学の歴史を学ぶ上で必要だと思うからだ。今日その話をしたとき、 … 続きを読む

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法政大学社会学部のポストコロニアリズム

必要があって研究室の書架の奥の奥から『法政大学社会学部50年誌』を探し出した。ここに移った次の年に刊行されたもので、命じられて「服部之総『明治の五十銭銀貨』再読」という小文を書いた。一番最近赴任した人に、ということだった … 続きを読む

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道楽納め:今和次郎『日本の民家』の調査地、相模原市緑区増原を訪ねて

このブログを読んでくださる皆さんはよくご存じの通り、最近日本農村社会学の著名な研究の調査地をめぐる旅を続けている。「50過ぎてまだ道楽か!」と似田貝香門先生にまた叱られそうだが、「死ぬまで道楽です。遊びをせむとや生まれけ … 続きを読む

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失敗した移民の記録について:JICA海外移住資料館をゼミでオンライン見学

今日は学部のゼミでJICA横浜の海外移住資料館のオンライン見学。最近実地で見学していたがコロナ禍でできなくなり、今秋も中止したが、館からのご提案でZoomを使って展示案内と解説を聞けることになった。実にありがたい。 ボラ … 続きを読む

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4人の虐げられた子どもの物語:授業での気づき

入門科目で現代における家族の動揺というテーマで話していて、児童虐待に触れたとき、突然黒澤明監督の映画『赤ひげ』が「3人の虐待された子どもの物語」だと気づいた。その瞬間、あの大きく黒い冠木門が目の前に立ちはだかってくるよう … 続きを読む

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路上の職人たち:名古屋市のある日の風景

昼前に買い物に出かけた道ばたで、自転車に長い棹をかけ、錆びたフライパンや鍋をいっぱい下げた老人を見かけた。今日は月1回の不燃ゴミの日。老人は各戸回収のゴミ袋をあさってフライパンや鍋を集めて回っているのである。名古屋市はた … 続きを読む

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良き師よき友:松田素二先生の退官記念出版の合評会に連なって

社会人大学院のZoom面談の合間に、社会動態研究所が開催した松田素二先生の退官記念出版『日常的実践の社会人間学』(2021,山代印刷出版部)の合評会を覗かせていただいた。松田先生とは残念ながらご縁がなく、今回はじめてお話 … 続きを読む

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大学改革の当事者?:授業での応答から

先日日本の大学改革に関する大学院生の研究発表にコメントしたとき、つい自分のことを「当事者」と呼んでしまった。 当事者とは私たちの業界で近年よく用いられる言葉の1つで、私の師匠の表現を借りれば「受苦」の意味を帯びるときにも … 続きを読む

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社会学者の身体の数だけ社会学がある:青木秀男先生の「退官講義」を聴く

昨日の徳野貞雄先生と同じくらい「ワンアンドオンリー」の都市社会学者、青木秀男先生の研究歴回顧をオンラインで聴く。こうした僥倖の連続はながくこの仕事をしていてもそうはこない。今78歳の青木先生はずっと大学の外で多くの貴重な … 続きを読む

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やっぱり徳野貞雄先生はスゴい!:トクノスクールにオンライン参加

田中一彦さんというジャーナリストがJ.エンブリーの古典『須恵村-日本の村-』を新訳されたこと(2021,農文協)をきっかけとしたオンライン・シンポジウムが、農村社会学者徳野貞雄先生の私塾トクノ・スクールで開催されたので、 … 続きを読む

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