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眠っているのか、ハーゲン。わが息子よ!:『指輪』の構造分析
新しい同僚の武田俊輔先生がFacebookにワーグナーの楽劇『神々の黄昏』の記事を載せていて、思わず「眠っているのか、ハーゲン。わが息子よ!」と書き込んでしまった。ながいながい『ニーベルングの指輪』のなかでここが一番好き … 続きを読む
最初の非常勤講師:池周一郎先生の学恩
ウェブでの調べものの途中、偶然帝京大学の池周一郎先生のお名前を見かけて、とても懐かしくなった。池先生は私に最初に非常勤講師の機会を与えてくださった恩人である。 当時先生はまだ早稲田の大学院生だったが、なぜか東大の盛山和夫 … 続きを読む
テキトー社会調査法補遺:余は如何にして社会調査協会と絶縁せし乎
『社会調査ハンドブック 第3版』を読み返していて、あるページに目が釘付けになった。 「ここに収録した質問文が自分の調査票に適切だと思ったら、遠慮せずに、なるべく原文と同じワーディングで用いるべきである。そうすればその質問 … 続きを読む
カテゴリー: 墓場まで持っていかない話, 読書ノート
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テキトー社会調査法6(最終回):安田三郎『社会調査ハンドブック 第3版』(1982,有斐閣)の思い出
3年生になって社会学科に進学すると、社会調査実習という授業があった。蓮見先生が東大に赴任されて初めての実習とのことだった(前年赴任時に3年生を、あの神奈川県大井町に連れて行かれたことがあったそうだが)。まず調査地決めで揉 … 続きを読む
テキトー社会調査法5:西平重喜『統計調査法』(1957,培風館)頌
大学3年生の秋、そろそろ大学院入試の試験勉強を始めようと思って、助手の町村敬志先生に「社会調査法の復習(授業は2年生に履修済み)には何がいいでしょう」とたずねた。町村先生はすぐに「西平重喜さんの『統計調査法』がいいよ」と … 続きを読む
テキトー社会調査法4:福武直・松原治郎編『社会調査法』(1967,有斐閣)のキモ
1954年の『社会調査の方法』から13年、1967年の『社会調査法』には大きな変化があった。 第一は福武グループの成立である。『方法』はいわば福武の弟たちの共作だが、『調査法』ははっきりと弟子たちと指導学生たちの共作であ … 続きを読む
てっちゃん挽歌:テキトー社会調査法番外編
たくさんのお弟子さんたちには申し訳ないが、前便を書きながら急に「てっちゃん」のことを思い出してしまったので、少し書いておきたい。 社会学研究室の助手(東大最後の2番手助手)になって、ある日事務嘱託の方が、書架に展示された … 続きを読む
テキトー社会調査法3:福武直編『社会調査の方法』(1954,有斐閣)のキモ
はじめてこの本を読んだのは早く亡くなられた先輩、田中宏さんの教科書『社会学の視線(まなざし)』(1998,八千代出版)の企画に誘われた時で、都市社会学について書いてほしいと頼まれて、学説史を遡っていたときに出合った。「ば … 続きを読む
テキトー社会調査法2:福武直『社会調査』(1958,岩波書店)のキモ
どれほど多くの社会学者がこの本で社会調査を学んだのだろう。いや、社会調査はするもので学ぶものではないよ、という人も昔は多かったに違いない。 私としてはこの本のキモは写真の通り、90~91ページの社会調査の予算表である(私 … 続きを読む
テキトー社会調査法:社会調査法の教科書史を遡行する
研究室に行けないから、自宅にある本とテキトーな記憶でごまかしている。今日から始まる社会調査士B科目、中身は28年間変わり栄えせぬ、角のとれた金平糖。 自宅にある本、『方法』が54年で一番古い。『調査』が58年、『ハンドブ … 続きを読む