月別アーカイブ: 2022年5月

ワタシの向こう側:森村泰昌「ワタシの迷宮劇場」展を見る

今回の京都行きの最初の目的は京セラ美術館で森村泰昌「ワタシの迷宮劇場」展を見ることだった。コロナ下の日時指定のおかげで時間を有効に使え、その前に比叡山を回峰することができたのである。 迷宮劇場の名の通り、場内には作品を掛 … 続きを読む

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死の宗教・生の宗教:比叡山回峰記3

比叡山を訪れた目的は、このホームページの巻頭に掲げた西行法師の絶唱「にほてるやなぎたるあさに見わたせばこぎ行く跡の浪だにもなし」を体験したかったからだが、もう1つはこの間FB上の先輩から教えられた、死の宗教と生の宗教の分 … 続きを読む

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元祖「降りていく」生き方:比叡山回峰記2

比叡山に登るなら山上は徒歩で巡ろう。東塔から西塔、できれば北端の横川(よかわ)まで。「千日回峰行」の足下にも及ばないが、バスや車で巡るのと異なる何かが感じられればよい。 東塔(とうどう)の根本中堂でまず驚いた。本で読んだ … 続きを読む

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仏に会うては:比叡山回峰記1

坂本比叡山口駅に着いたのは朝6時40分、ケーブルカーの始発まで1時間以上ある。日吉大社を訪れると、まだ拝観口が開いていなくて自由に出入りできた。東本宮、西本宮の順に見て回る。独り熱心に拝む人を何人か見かける。皆女性で、こ … 続きを読む

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あてのないフィールドワーク:明治憲法起草地記念碑を訪れる

今日は大学が体育祭で休講なので、前から気になっていた横須賀市の夏島(なつじま)に行ってみることにした。バスが朝晩しかないようなので早起きして京急追浜駅に着くと、乗り場が素人には分からない。工場の通勤専用なのである。追浜と … 続きを読む

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「怪しい隣人」補遺:脇村義太郎『回想九十年』を読む

先に「怪しい隣人」という題で、農村社会学の先人喜多野清一と生態学の巨人南方熊楠がお隣さんだったという話を書いた。その訪問で乗り降りした紀伊田辺駅で、郷土の偉人として喜多野ではなく商業史家の脇村義太郎が顕彰されていることに … 続きを読む

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ゴールデンカムイの裏側:北海道旅行拾遺3

空港バスのいい便がなくて、旭川空港から川村カ子トアイヌ記念館までタクシーを使ってしまった。大枚叩いたが早く着き過ぎて、さらに計画では帰りは近文駅まで歩くつもりだったのを旭川駅までバスで戻ることにしたので、時間が余った。ど … 続きを読む

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すべての人びとは姉妹兄弟となる:「第九のきせき」展を見る

いつも通り合唱と管弦楽の全奏が「よろこびよ、それは神々の火花」と歌い上げた後、合唱は沈黙し、加速した管弦楽が神々の火花を象徴して曲が終わるはずが、白い手袋をした子どもたちの一団が管弦楽の奥で最後まで手話で「火花」をいっし … 続きを読む

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結節機関説批判:北海道旅行拾遺2

恩根内市街地を実際に訪れた感想として、「都市とは社会的交流の結節の集積である」という鈴木栄太郎の理論(結節機関説)は破綻していると記した。とくにそう感じたのは次の2つの施設を見たときである。 左の写真の施設はNTTの固定 … 続きを読む

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米作の北限:北海道旅行拾遺1

昔の読書の追憶に浸るだけが旅行ではない。車窓からだけではあるが、移りゆく景色は色々なことを教えてくれる。 特急サロベツ号が旭川駅を出ると、私は旭岳の前に広がる、田植え直前の水を満々と湛えた水田に目を奪われた。本州の構造改 … 続きを読む

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