ままならないのは住むところ:新婚当時の思い出

「住むところは大事だよ」という書き込みを若い同業者がしていて激しく同意。でも、ままならないのが住むところ。
25年前の新婚当初、まだ連れ合いは大宮で塾講師、こちらは甲府で公務員の「貧乏の底」(鈴木栄太郎)。大量の本を置ける家を探して見つけたのは立川の外れの貸家。週末に新宿で待ち合わせ、中村屋でカレー喰って、高野でアップルシュトレーデル買って帰るのが贅沢。でもいつも人身事故で家に着く頃にはヘトヘト。
しかし近所が悪くて色々ちょっかいを出され、1年半で親に借り(子作りをするという条件)を作って荻窪四面道に逃亡。オサレなアーバンライフに癒されて、子供でも、と思った途端連れ合いが地方で就職。以来アーバンライフとは永の訣れ。
でも、喧嘩ばかりしてた立川の家も悪くなかったな。連れ合いはエヴァンゲリオンを、こっちはウルトラマンティガを別々に見てたな。当時知り合った野口整体の指導者に「とんでもないお嬢ちゃんお坊ちゃんが来た」と笑われた。幼稚で、元気だった。

中筋 直哉 について

法政大学社会学部教授。1966年神戸市生まれ。
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