中筋直哉のォ(香川照之風に)『ことばの臨床社会学』その4

監のつく仕事、思いつくのは時代劇の悪役。○○監物とか、○○将監とか。お前が監視された方がいいよ、みたいな手合い。今もそうか。

監物は飛鳥時代に遡る古い職名で、字の通り国庫の番人のこと。将監は近衛府の中間管理職。あと今回調べてはじめて知ったが「御監(ごげん)」というのがあって、左右馬寮(めりょう)の頭の上役で左右大将の兼職。なので武家の棟梁の名誉職となり、徳川家康ももらってたらしい。高校では習わんかった。

どれも「けん」と読むのが明治以降のお役人と違うところ。

中筋 直哉 について

法政大学社会学部教授。1966年神戸市生まれ。
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