中筋直哉のォ(香川照之風に)「ことばの臨床社会学」7

最初に戻って「御統監」の監でなく統の方、統と言えば昔日本史で習った「統帥権」、その統も総監の「総」も糸へん。一方の、大元帥陛下の「帥」は巾へん。対になって覚えた「帷幄上奏権」の「帷」も「幄」も巾へん。帷幄と同義の幕府の「幕」も。
東洋的専制は糸や布に基礎づけられているんだな。

ちょっと話が変わるが、目の前の棚にいくつか民芸品を飾っている。何気なく見ると皆目が大きい。見張られた大きな目は魔除けだね、と連れ合いに言ったら、「悪い方も目よね、邪眼っていうでしょ」、確かに。

権力の目は私たちを護るのか、殺すのか?

中筋 直哉 について

法政大学社会学部教授。1966年神戸市生まれ。
カテゴリー: 私の「新しい学問」, 見聞録 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください