夏休みの自由研究:農業県あいちをめぐる

この間家族でとくに目的もなく近郊をドライブしたとき、三河高原牧場というところでソフトクリームを食べた。豊田市街から30分くらい、高原とはオーバーだが、たしかにもうツクツクボウシが鳴いている。ところで何の牧場なの?ここ。

後で調べると、県の施設で肉用和牛の受精卵を供給しているそうである(だからソフトクリームはスジャータ・・・名古屋メシの1つ)。そういえば東名岡崎インターの近くにも牧場があったな・・・。そちらは種豚だそうである。さらに安城市の三河安城駅の近くには県営の種鶏場もあるそうだ。

えっ、鶏は名古屋コーチンだから市内でしょう。うちの近くの市の農業センターで、一時卵用になって痩せてしまった名古屋コーチンを肉用に復活させたって、子どもたちが学校で習ってたよ。でも政令市とはいえ農政は県の主管だから、県に種鶏場があるわけです。

ところが、さらに調べると、岡崎市の山中に国営の種鶏場もあるじゃないですか。今は例によって独法ですが、元は1928年頃に全国に4箇所(他は埼玉、兵庫、熊本)設営された伝統ある国の施設の1つだそうです。ああ、こうした網の目のような組織が農業県あいちを支えてきたのですね。

でこの話のオチですが、豊田、安城、岡崎といった西三河地方を地盤とする、われらが大村秀章知事は元農水官僚なのでした。

中筋 直哉 について

法政大学社会学部教授。1966年神戸市生まれ。
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