ドクターXの教え(見てないけど)

実は夏ごろから持病が悪化して通院投薬を再開している。古い心療内科で森田療法を主軸にする点が特徴である。最初に昔風の心理テストをやらされた。穏やかに回答したつもりだったが、結果の折れ線グラフを見た老医師は「普通は富士山型になるんだけどね。」私のは見事にパタゴニア(ギザギザ)だった。

幼稚園入園時「お子さんの知能テストの結果が要注意(低い方に)」と言われて母は驚愕したらしい。以後屋内での強烈ママゴン教育が始まる。おかげで人並みの社会生活を送ってこられた。一方元小学校訓導の祖父は私を屋外に連れ出し、興味のあることに没頭する術を教えてくれた。この対照が私のパーソナリティの基本軸であるようだ。

FBで「『医師免許がなければできない仕事以外はしません』というセリフが発達障害(発達凸凹)の人への応援の言葉になることを今日はじめて知った。」と記した。自分がドクターXであるとはつゆ思わないが、できないことはしないと言ってもいいというのは実に魅力的だ。これからはいつも「できること以外はしません」と心のなかで唱えるようにしよう。

中筋 直哉 について

法政大学社会学部教授。1966年神戸市生まれ。
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