遊びをせむとや生まれけむ:岐阜県大垣市青墓を訪ねて

遊びをせむとや生まれけむ。『梁塵秘抄』の後白河帝に今様を伝えた遊女乙前(大河ドラマでは松田聖子が演じていた)の郷里、岐阜県大垣市青墓。名の通り大きな古墳が点在するが、彼女の遺蹟も平安の傀儡師の里の面影も何もない。

ただこちらはフィクションだが説経節『小栗判官』のヒロイン照手姫の墓とゆかりの井戸がある。そう言えば能『烏帽子折』で後の九郎判官義経が元服後はじめて倒すのは、隣接する中山道(いやこの時代はまだ東山道か)赤坂宿の盗賊。

史実と説話の入り交じるところ。

中筋 直哉 について

法政大学社会学部教授。1966年神戸市生まれ。
カテゴリー: 私の「新しい学問」, 見聞録 パーマリンク

遊びをせむとや生まれけむ:岐阜県大垣市青墓を訪ねて への1件のフィードバック

  1. 中筋 直哉 のコメント:

    北側に金生山という凄まじい名前の山があるが、おそらく金をたくさん生んだのであろう石灰石を削り取られて(行く先は東海製鉄所)原形を留めていない。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください